●問題数が多い。
新しい「日本語能力試験」を受けるみなさんがN2の「文字語彙」をマスターするための練習問題が数多く入っています。N2レベルの漢字(1000字以上)、語彙(6000語以上)の中から、試験に出そうな重要なものを選んであります。
漢字と語彙の知識は日本語の勉強の基礎です。文字語彙の力がつけば、文法や読解の試験の得点も必ず上がるはずです。文字語彙の勉強は単調になりがちですが、問題を解きながら覚えれば、ただ暗記をするよりも面白く勉強できるでしょう。合格への近道は、とにかく問題をたくさんやってみることです。この本をしっかり勉強して、合格をめざしてください。
● 回ごとに少しずつ進むことができる。
少しずつ勉強を進めることができるように、6つの問題がそれぞれ10回～15回に分けてあります。どこから始めても大丈夫ですが、1回ごとに、ページ上の得点欄に点数を書き入れて、現在の実力を測ってください。全部の回が終わったら、また第1回に戻って、もう一度チャレンジします。間違えた問題には印をつけて、二度と間違えないようにすることが大切です。くり返し勉強するために、本には答えを書き込まないようにしましょう。
●ていねいな解説がついている。
別冊に正解と問題の解説(語句の翻訳、ヒントや解き方)があります。勉強があまり好きではない人は、正解をチェックしてから、間違えた問題だけ、その解説を読んでみればいいでしょう。勉強が好きな人は、正解できても答えに自信がなかった問題は、必ず解説の部分をゆっくりよく読んでください。解説を読むことで、また力をつけることができます。
●語句のリスト、難しい説明には翻訳がついている。
別冊には、語句リストの翻訳があるので、言葉の意味がすぐわかります。解説では、難しめの日本語の説明に英語、中国語、韓国語の翻訳がついていますから、説明もわかりやすくなっています。
